東京未来大学BookLinkのオフィシャルブログがついに誕生
ビブリオ(=本)を媒介にしてビブリア(=本を読む人)をLink(=つなげる)させるという本懐を遂げるべく、ビブリオバトルという本のプレゼン大会を主な活動に据えているこの集団。ついに校外での活動に着手し始めました
非公認サークルのくせに学長先生までメンバーとして巻き込んでいる我々の動向を、皆様にお届けします󾬆︎

2000文字で、ビブリオバトルの説明

ビブリオバトルとは……

 
発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
順番に一人5分間で本を紹介する.
それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
ビブリオバトルビブリオバトル普及委員会より引用)
 
   
普通に文章で説明すると180文字で終わってしまうこのルールを、およそ短編小説1本分の長さである2000文字まで伸ばしきる。
 
さぁ、始めましょう。
ビブリオバトルのルール説明!
(今、284文字です)
 
突然ですが、質問です。
 
質問その1
あなたはビブリオバトル
開催したいですか?
 
それとも開催されているビブリオバトル
参加したいですか?
 
開催されたい方は1つ目の役割
「主催者」です。
※今回は開催に関しては触れません。
しかし、Book Linkは足立区図書館さんと連携してビブリオバトルを開催しております。そうした形でのお手伝いも請け負っておりますので詳しくはご連絡ください。
booklink21@gmail.com
 
 
参加したい方には
もう1つ質問です。
 
ビブリオバトルを見てみたいですか?
バトルしてみたいですか?
 
見てみたい方は「観戦者」
バトルしてみたい方は「バトラー」です。
 
まずは、観戦者の皆さん。
観戦するだけであれば、当ブログの説明をざっと読んでから、ビブリオバトル普及委員会のサイトに飛んでいただいて、すぐ申し込んでいただいても大丈夫です。
 
当日必要なものは、各イベントの詳細に書かれていますので、ご用意ください。
 
ちなみに、Book Linkで行われるビブリオバトルの場合、観戦者の方は当日お越しいただくだけで大丈夫です。持ち物やあらかじめ読んでおく本もありません。気軽にお越しください。
 
さて、バトラーとして参加されたい方。お待たせしました。ここからは、実際にバトルする方法をご紹介していきます。
 
 
まずは紹介する本を見つけましょう。
 
でも、本といっても幅広いですよね。
ビブリオバトルにおいては
「一般的に本と呼べる範囲」
という規定が設けられています。
 
ビブリオバトル毎にテーマや制限がある場合もあるので、詳しくは主催されている方にご確認ください。
 
Book Linkでは
小説はもちろん。
Web小説、Web漫画
フィクションもノンフィクションも
学術論文でも大丈夫。
漫画もオッケーです。
昔読んだちょっと懐かしい本や
今読んでる途中の本でも歓迎します。
 
紹介したい本が今たまたま手元に無い方
iPadをお持ちの場合は
本の表紙を表示してバトルしましょう。
 
これで、本の準備ができました。
当日まで時間を進めます。
 
さて、本番。
ついにバトル!
 
Book Linkでは
バトラーは1回につき
3人~5人くらいで行います。
 
そして1人5分間発表するのですが
学校のクラスでの発表や
企業のプレゼンテーションとは
全く違うものです。
 
観戦者は少人数です。
なにより、うまくやる必要はありません。
説得する必要もありません。
とにかく面白かったところ
記憶に残ったところを
精一杯伝えましょう。
 
話す内容は
あらすじを3分程度
本を読んで感じたことを2分程度
という比率を意識して話すと
話しやすいです。
 
また人前で話すのが不安な方は
本のあらすじや、面白かったポイントなど
話したい内容は簡単にメモしておくと
時間が余りそうなときに
間をつなぐために使えます。
こうして、5分間はあっという間に過ぎ去ります。
 
さて、発表が終わったら2~3分間のディスカッションタイムです。
ここでは、バトラーの発表に対して
質問をします。
 
観客の皆さん。
お待たせしました
ここが出番です。
 
ディスカッションタイムは2分間
ここでは、バトラーへの質問をします。
中でもグッドな質問は
「これが解ったらその本がもっと読みたい」と思うもの。
 
ディスカッションと言う形なので、やり方は様々ですが、手を挙げて質問するスタイルが多いようです。
 
質問の内容は様々ですが
「印象に残った場面は?」
「いつ頃出版された本ですか?」
「作家はどんな人?」
Book Linkでは
このようなものが定番です。
聞いていて気になったところや
5分間では話しきれないところ
そんなところが聞けるといいですね。
 
このようなことを3~5人分繰り返します。
発表にはその人の個性が現れます。
本もそうですが、発表している方にも
是非ご注目ください。
 
最後はチャンプ本を決定します。
多数決で一番読みたくなった本を決めます。
バトラーも自分以外の本に1票投じることができます。
 
チャンプ本に選ばれたら
高々と本を持ち上げましょう!
選ばれた本には盛大な拍手を!
 
難しいことはありません。
まずは、ぜひ観戦者として、バトラーとしてご参加ください。
 
ビブリオバトルカレンダーのある
ビブリオバトル公式サイトはこちらです。
(ここまで2000文字)

推理! この本の名前はどれだ!?

今回から新企画「推理! この本の名前はどれだ!? 」を始めていこうと思います。


ルールは簡単。
この文書の下に、ある本に関する感想が書いてあります。
その文章を読んで、どの本を示しているのかを選んでもらうだけ!


今回は2問用意しました。皆さん当てられるかな?


第1問!


もし……。


この一言から
ずいぶんたくさんの想像が広がります。


ドラえもんの道具にも
そんなものがありましたよね。


この本はそんなもしもの世界を書いた話。
主人公の女の子が、目の当たりにするのは
ずいぶんと大きすぎる困難です。


自分の大切なものが
目の前で真っ白になり崩れていく。
そんな世界になってしまったら。
そして、それを解決する方法を
手にしたとしたら?


あなたはどうしますか

 第2問!


人は誰しも、青春という物に一定の憧れを持っている。
青春を謳歌できたらどれだけ楽しいだろうと思ったり、過去を振り返って昔を懐かしんだりする。
そんなふうに思ってしまうのは、もしかしたら青春すべき時代を青春できなかったせいかもしれない。
そんな時は、この本を思い出して欲しい。

 

この本に書かれているのは過去の話。昔むかしの懐かしく思えるような話だ。

 

過去のことを振り返ることで、そこにあったものがとても光輝いて見えることがある。

 

例え、嘘をつかれて騙されても大丈夫。
その嘘が、誰かを救うことだってある。

 

 

 

ビブリオバトルを開催します。

こんにちはBook Linkの稲田です。

東京未来大学にて、ビブリオバトルを開催します。

オープンキャンパスに合わせての開催ですので

途中高校生がひょっこり現れるかも知れませんが

 

それもまた、アトラクションとしてお楽しみください。

 

現在、バトラーがキャンセル待ちをなっておりますので

観戦の方のみ、募集しております。


ビブリオバトル in 東京未来大学 図書館

【日時】3月13日(日)10:30〜11:30 開場時間10:15~10:30

【場所】 東京未来大学 図書館
(■東武スカイツリーライン東武伊勢崎線
「堀切」駅より徒歩2分
京成本線
「京成関屋」駅より徒歩8分
■JR常磐線東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス東武スカイツリーライン東武伊勢崎線
「北千住」駅より徒歩15分)

【対象者】 中学生以上

【定員】発表者 5名(先着順) 

【申し込み先】booklink21@gmail.com

【補足】
大学のセキュリティのため、事前申し込みをお願いしております。お申し込みの際は上記のメールアドレスに、「名前」「所属」「参加形式(バトラーか観戦者か)」を記入の上、ご連絡ください。

Book Linkのホームページができました

Book Link代表の稲田です!

ご縁がありまして
dededecreationさんとタッグを組み
(ほぼ、dededecreationさんだけが働き)
私たちのホームページが完成しました。
 

f:id:Book_Link:20160229023429p:plain

f:id:Book_Link:20160229023643p:plain

 
はい。
……ね?
 
すごくかっこいいでしょ?
 
そんな風に思っていただければ
基本的には成功です。
 
いずれは
ホームページが完成するまでを
お話しできればと思いますが
 
まずはこの場をお借りして
dededecreation代表の山出さんに
お礼申し上げます。
ありがとうございます。
 
ホームページは下記リンクからご覧頂けます。

Book Link←こちらです!

カフェでのビブリオバトル 最終回

さて、土曜日

私は、7人しか人を揃えられませんでした。

2日間開催のうち1日目は

私の中では大失敗でした。

 

今にして思うと

ろくすっぽ計画も立てず

とりあえず声をかけて進めていくなかで

7人集まる方がむしろ奇跡だと思いますが

当時の私は

「まぁ、10人15人くらいは来るっしょ」

などと思っていました。

にもかかわらず、結果は惨敗。

 

日曜日はもう少し来る。

そうは思っても

先生にも来ていただいたのに

場所をお借りして

それでも、7人。

いつも8人、10人規模でやっているのに

平均以上集められなかったことは

本当に悔しかったです。


ほとんどが、いつものメンバーで

外からいらしたお客さんはたったの1名。


・・・しかし、このお客さんが

Book Linkの活動の引き金となるのです。

 

//大学生だと思ってました。//

 

小規模で行われたビブリオバトルでしたが

そこにふらりと現れたお客さんが居ました。

 

20代後半くらいの、若い男性。

初めは「カフェのお客さんかな?」

と思ったのですが。

ちらと、こちらを見て

客席用に用意された椅子に座りました。

 

学生さんだな、近くに住んでる人だろうか?

たぶん3年か4年生だな。

明日なら、もう少し人が多かったのにな。

 

いろいろと思うところはありましたが

恐る恐る話しかけてみました。

「お楽しみ頂けましたか?」

 

そして、自己紹介をすると

相手の方が名刺を差し出してきました。

そして、その名刺を見て、固まりました。

 

『図書館 副館長』

 

・・・はい?

えっ? 副館長さん?

・・・なぜここに?

若い。

 

話を聞くところ、学生祭の告知を見て

ビブリオバトルが行われると知り

カフェまで足を運んで下さったとのこと。

 

副館長さんは続けました。

「また、明日、館長と、もう1人副館長が参りますので、よろしくおねがいします」

・・・・うん? どういうことだ?


その日は、その言葉の意味も分からず

帰り道に失敗を思い出しては

ああしておけば、こうしておけば

そんなふうに、悶々としていました。


//合同学生祭2日目//


大失敗の1日目を終え
2日目を迎えました。

少し安心していたのは
お客さんはゼロではないということ
そして、昨日よりは間違いなく多いこと
半分はメンバーですが
それでも、安心していました。

 

2日目、ASNスタッフの業務を終え

Book Linkのブースへ向かいます。


カフェは、とてもにぎやかでした。

 

Book Linkのメンバーは

ほぼ全員来ました。

そして

メンバーの親御さんも

駆けつけてくれました。

 

図書館の館長さんと

もう1人の副館長さんが居ました。


新規のお申し込みをいただいた

駿河台大学の学生さんと

放送大学OBの方。


学長先生は景品と称して

お菓子を持ってきていました。

 

あふれかえる店内。

みんなニコニコしています。

困惑する私。

 

あと、貸し切りのはずなのになぜか居る

カフェの常連さん。

 // 初めて、成功した。 //

盛大なビブリオバトルが始まりました。

なぜこんなに集まったのかは

全く分かりませんでした。

 

しかし、1人ひとりが来た理由は

すぐに言えました。

声をかけた人。

声をかけた人が呼んでくれた人。

たまたまチラシを見た人。

いつもこのカフェに来ている人。


20人以上いましたが

何を手がかりにカフェへ来たのかは

すぐにわかりました。


20人を狙って集めたのではなく。

一人ひとり、声をかけたら

結果として20人以上になったのです。


かくして、2日目のビブリオバトル

文句なしの大成功で、終わりました。


こうして、Book Link初めての

課外活動は幕を閉じました。

~カフェでの開催その2~ Book Linkの話

初めて外部のイベントで

2日間イベントを開催する。

 
……結構、無謀です。
 
まず、問題としては
当日のスタッフもする。ということ
つまり、ASNのメンバーとして
活動する時間が、なかなか多いこと。
 
2つ目に、お客さん問題です。
カフェにお客さんがどの程度来るか
とにかく全くわかりません。
なにより、発表する人の確保が
必須でした。
 
企画倒れさせるわけには
絶対にいきません。
 

1つ目の問題は解決へ向かう

まずは、スタッフ問題ですが
こちらの対応は代表がしてくれました。
「じゃあ、当日スタッフだけど稲田くんは
Book Linkのブースを担当するということで」
 
……Book Linkのブースにいなさい。
ということでした。
 
イケメン対応。
遠山の金さんかよ。
 
そういうわけで
ASNは学生祭当日、全てのブースに
担当スタッフを配置するなかで
私の担当をBook Linkにしていただきました。
 
Book Linkのイベントが始まるまでは
別の企画の担当スタッフも任されましたが
とにかく、当日会場ブースにいられない。
という最悪の事態はまず脱しました。
 
ただ、Book Linkの集客に関しては
完全にBook Linkの問題なので
稲田がなんとかせねばなりません。
 
そして、例によって
私は「とりあえずメンバーを呼ぼう」
と、考えました。
 

学長先生に打診してみる

まずは、最初のメンバーである
学長先生へ打診することにしました。
 
Facebookで長文を打ち込み
まずは、会います。
授業以外で先生に会うには
しっかりとタイミングを
合わせねばなりません。
 
そして、返信が届き
まずは、アポが取れました。
よし、会うぞ!
 
会える時間は限られています。
説明資料を揃えます。
 
開催当日のスケジュールを作りました。
開始時間、終わりの時間。
どんなプログラムか
何を載せるのか
最後に御講評をお願いします。
そうしたものを書きました。
 
「学外のイベント」
「しかも、サークルですらない」
「もはや団体というより、集団」
 
そこに実際に参加してくださるかは
本当にわかりませんでした。
 
なにより
ASNの企画班としても動いていたので
とにかく、必死でした。
不安を一瞬感じては
目の前の作業を終わらせることの繰り返し
 
A4一枚完成させるのに
先生に会う当日までかかりました。
そして、資料を印刷して
学長室をノックします。
 
5分間。
お話ししたのは
多分それくらいの時間でしたが
とても、長く感じました。
 
そして、無事。
 
学長先生が来てくださることとなりました。
 
しかも。
2日間。
 
 

メンバーを集める

 
時を同じくして
学生メンバーに声をかけていました。
 
ビブリオバトルは、なかなか人気で
この当時、10人のメンバーがいました。
 
「本を発表する人(バトラー)」
が最低3名必要でした。
 
2日間で6名。
 
メンバー10人。
 
余裕だと、思うじゃないですか!
私もそう思ってました。
 
まず、やりたい人はいました。
5人。
問題はその配分です。
 
土曜日2人
日曜日3人
 
仲間の前ならまだしも
知らない人の来るところで発表は
ハードルが高かったのです。
 
しかし、観客としては来てくれる
その約束だけはとりつけ
ひとまず、観客は揃いました。
 
インフルエンザが流行しない限り
10人は確実に席がうまります。
 
ただし!
日曜日だけ!
 
……土曜日は
バイトを入れている人が多く
かなり都合がつかなかったのです。
 
土曜日は、私を入れて最低で3人……
先生が来ても、4人……
とにかく、人を集めることとなりました。
 
しかし、土曜日まで
全く人を集めることが叶わず。
ついに開催当日、予定を大幅に下回る。
7人での開催となってしまったのです。

~カフェでのビブリオバトル~ Book Linkの話

前回!

「やるよね?」
「あ、はい」
という感じで
合同学生祭への出展が決まりました。
 
そして、私は
学生団体Adachi students network
(以下ASN)のスタッフとしても
活動していました。
 
配属は企画班。
学生の企画を滞りなく進めることと
会場の手配がお仕事です。
 
今回、会場は商店街のお店を
営業に差し障りない範囲で
使わせていただく、という運びでした。
 
やることはどうあれ
私は企画を決める立場でしたから
Book Linkはどこでやろうかな……と
探していました。
 

そして、とても素敵な場所を発見

 
そして私がねらいを定めたのは
小さなカフェでした。
カフェしゃべり場さんという
居心地の良いカフェです。 
 
そして、いざ、交渉!
もう、稲田はビビりません。
なぜなら、もうすでにかなりの数交渉し
かなりの数、お断りされているからです。
もう、今更めげることなどありません。
 
淀みなく交渉スタート
オーナーさんはとても気さくな方で
私の拙い営業トークをにこにこしながら
うんうん、と聞いてくださいました。
 
そして、お店をお借りしたいと言うと
問題なくオッケー。
 
「あと、ここ、発表とか、声出したりとかしても大丈夫ですか?」
「どうぞどうぞ」
ちゃっかり
ビブリオバトルができるかを確認。
 
このとき私は
「ここでやろう」と決めていました。
 
 

しかし、稲田は油断した

 
ここで、オーナーさんが気が付きます。
「あれ? 学生祭って2日間あるの?」
 
そうです
学生祭は1月31日と2月1日の
2日間にまたがって
開催されることになっていました。
 
「そうなんです」
「じゃあ、2日間あけとくね」
「あ、はい、お願いします」
 
無謀!
 
今まで断られまくったので
気がゆるんだのです。
 
こうして、Book Linkは
私が当日、ASNのスタッフをしながら
 
Book Linkとして
カフェで2日間のイベントを
運営することになりました。